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よく見られる症状

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日常生活では、誰もがストレスに感じること、負担に感じることに直面するものです。たとえば職場での人間関係、業務の量であったり、学生さんなら受験勉強や学校での人間関係、家庭では夫婦や親子間の不和、離婚などがそれにあたるでしょう。これらのストレスに適応できればいいのですが、うまく適応できなかった場合に「適応障害」を発症すると考えられています。その適応障害にあらわれる症状は、大きく分けて3つのものがあります。ひとつは「精神症状」、ひとつは「身体症状」、最後のひとつが「社会的症状」です。これらの症状には、それぞれどのようなものがあるのでしょうか。

一つ目の「精神症状」のなかで最もよく知られているのが「抑うつ症状」や「不安症状」と呼ばれるものです。これらは「常に強い不安感を抱いており悲観的」、「ひどい虚無感・無気力感を覚える」、「意味もなくイライラする」などの症状を指します。これらの抑うつ症状がひどくなると食欲も湧かなくなり、体にもさまざまな悪影響が及びます。また、イライラや緊張感、焦燥感といった感情面にも悪影響が及び、情緒不安定な状態にもなってしまいます。

次に見られるのが「身体症状」です。身体症状では、ひどい頭痛や頭重感、倦怠感、肩こり、不眠症などのものがよく見られます。「締め付けられるような頭痛」を訴えたり、立ちくらみやめまい、ひどい胃痛を訴えたりする人も多いです。こうした身体症状が強くあらわれると、多くの人が適応障害ではなく「別の体の病気」を疑います。身体的なことが原因で症状が現れている、と誤解してしまうのです。その結果、内科などで診察を受けて、適切な治療を施すのが遅れてしまうというケースもあります。精神的な症状に加え、これらの症状があらわれたら、まずは適応障害やうつ病などの精神疾患を疑ってみましょう。

これらの症状のほか、適応障害には「社会的症状」と呼ばれるものもあらわれます。これは、日常生活に適応できなくなり、さまざまな問題を起こす症状のことです。たとえば、「学校や会社への遅刻・欠勤が増える」といったものから、過度の飲酒やギャンブルなどで浪費する、恋人や友人と突然離別したり、離婚に踏み切るといった対人関係で大問題を起こすなどといったケースがみられます。これらの症状をよく見極めた上で、適応障害か別の病気なのか、または別の病気が併発しているのかといったことを慎重にしんd何していきます。